
2021年7月12日発売
- 第76期本因坊戦七番勝負第7局
- 第15回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会
- 井山、本因坊10連覇の偉業達成
- 【お知らせ】e碁/i碁BOOKS書籍販売終了とKindle版配信開始
特集内容
【第76期本因坊戦七番勝負第7局】
文裕が激闘を制し10連覇達成――本因坊文裕(32)に芝野虎丸王座(21)が挑戦する第76期本因坊戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)第7局が7月6、7日の2日間、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われた。結果、文裕が180手までで白番中押し勝ちをおさめ、対戦成績を4―3として防衛。二十五世本因坊治勲の持つ10連覇の大記録に並んだ。芝野挑戦者には、50年ぶりとなる最年少本因坊の記録更新がかかっていたが、あと一歩及ばなかった。
【第15回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会】
アマ囲碁界に新しいスターが誕生した。7月3、4日に日本棋院東京本院で開催された第15回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会の決勝戦は、10代のフレッシュ対決となり、18歳の北芝礼さん(愛知)が19歳の川口飛翔さん(埼玉)を破って、初出場で初優勝を飾った。「優勝するとは。びっくりしました」と、本人にとっても思いがけない快進撃で、大関稔アマ名人との三番勝負の切符を手にした。3位は平野翔大さん(招待)、4位に星合真吾さん(招待)。