2021年9月20日発売
- 第46期名人戦七番勝負第3局
- 第6回扇興杯女流最強戦
- 2021中日韓囲碁対抗戦
- 【お知らせ】e碁/i碁BOOKS書籍販売終了とKindle版配信開始
特集内容
【第46期名人戦七番勝負第3局】
井山裕太名人の1勝、挑戦者・一力遼天元の1勝を受け9月15、16日、第46期名人戦七番勝負第3局(朝日新聞社主催)が愛知県田原市「角上楼」で行われた。第2局に続き大熱戦となった本局は、挑戦者が積極的に仕掛けて主導権を握るも、中盤で失速するという展開に。しかし優勢だった名人が決め手を逃して、最後は挑戦者が抜け出すことに成功した。224手までで一力天元の白番中押勝ち。名人奪取に向け大きな弾みとなる2勝目をあげた。
【第6回扇興杯女流最強戦】
トーナメントを勝ち抜いた精鋭4人が自然の中に佇む情緒あふれる滋賀県東近江市の宿『迎賓庵あけくれ』で第6回扇興杯女流最強戦(協賛・センコーグループホールディングス株式会社)の準決勝戦(上野愛咲美扇興杯対謝依旻七段、藤沢里菜女流本因坊対鈴木歩七段)が9月10日に、決勝(上野対藤沢)は9月12日に行われた。全員がタイトル保持者あるいは経験者であり、誰が優勝しても全くおかしくない顔ぶれの中、タイトルホルダー同士の頂上決戦を制したのは藤沢だった。