週刊碁2月14日号

週刊碁2月14日号

2022年2月 7日発売

特集内容

【新初段シリーズ・徐文燕新初段】

令和3年度の新初段シリーズ、6人目は徐文燕初段の登場だ。新初段に胸を貸すのは藤沢里菜女流四冠。徐初段たっての希望で実現した。対局前は和気あいあいと話していたが、対局が始まると一転、おっとりした性格の徐初段が大胆な宇宙流から「ハンマーパンチ」を繰り出す。藤沢女流四冠もタジタジとなった手に汗握る大熱戦を堪能していただこう。


【第33期博多・カマチ杯女流名人戦リーグ開幕】

博多・カマチ杯女流名人戦リーグ(協賛・一般社団法人巨樹の会、株式会社トータル・メディカルサービス、株式会社メディカルテンダー)が1月27日に開幕し、1月31日に第1ラウンドを終えた。開幕戦は向井千瑛六段が牛栄子四段に勝った。前期、藤沢里菜女流名人に挑戦して敗れた上野愛咲美女流棋聖は、連続挑戦を目指して初リーグの大森らん初段と対戦。もう一局は前期2位残留の鈴木歩七段と3位残留の謝依旻七段の対戦。リーグ参加者が7人なので、毎ラウンド手空きが発生するが、今回は初参加の仲邑菫二段が手空きとなった。