週刊碁2月21日号

週刊碁2月21日号

2022年2月14日発売

特集内容

【第46期棋聖戦七番勝負第3局】

挑戦者の一力遼九段が先勝し、井山裕太棋聖が星を五分に戻す展開となった第46期棋聖戦七番勝負(主催・読売新聞社)。第3局は2月4、5日の両日、長崎県西海市の「オリーブベイホテル」で打たれ、一力が252手までで白番中押し勝ちした。両者、精根を使い果たす激戦であった。これでシリーズ成績は、一力の2勝1敗。第4局は2月18、19日の2日間、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われる。


【女流の時代を語る】

今、女流碁界が熱い。七大タイトルの本戦入り、男女混合棋戦優勝、少し前ならそれだけで大事件だったようなことが、日常的に起きている。なぜ女流はここまで強くなったのか、女流棋士自身が内側から見た女流棋士の変化とは? 小山栄美六段(52)、小林泉美七段(44)、星合志保三段(24)、世代の違う3人が語り尽す女流棋士進化論。