週刊碁10月3日号

週刊碁10月3日号

2022年9月26日発売

特集内容

【第47期新人王戦決勝三番勝負第1局】

台風14号が過ぎ去り本格的に秋の気配が漂い始めた9月22日。日本棋院中部総本部において第47期新人王戦決勝三番勝負の第1局(しんぶん赤旗主催)が行われた。平易な碁形を好む平明流の大竹と、乱戦に定評のある混沌流の酒井。対照的な棋風の二人の初戦や如何に。


【伊田篤史九段・天元戦直前インタビュー】

タイトルを失冠してから6年。雌伏の時を経て、ついに伊田篤史が七大タイトル戦の舞台に戻ってきた。この間には色々あった。家庭を持ち、子どもが生まれ、AIの登場により棋風にも変化があった。けれど、根っこの芯の強さだけは変わらない。人なつこい好青年ぶりもそのままだ。天元戦五番勝負に臨む伊田に、あらためて思いを聞いた。