2023年6月12日発売
- 第78期本因坊戦七番勝負第3局
- 第10回グロービス杯世界囲碁U―20
- 棋士コレクション・結城聡九段前編
- 【お知らせ】e碁/i碁BOOKS書籍販売終了とKindle版配信開始
特集内容
【第78期本因坊戦七番勝負第3局】
絶好調の一力を止めたのはやはりあの男だった。12連覇をめざす本因坊文裕に一力遼棋聖が挑戦する「第78期本因坊戦七番勝負」(毎日新聞社など主催、大和証券グループ協賛)第3局が6月6、7日の両日、東京・千代田区の「神田明神」で行われた。現在各種手合で17連勝中、この七番勝負も連勝スタートの一力棋聖に対し、本因坊文裕は厚みと力で対抗。難解な中盤戦を制してシリーズ初白星をあげた。本因坊文裕がタイに追いつくか、それとも一力挑戦者が突き放すか。注目の第4局は20、21日に大阪府守口市の「アゴーラ大阪守口」で行われる。
【第10回グロービス杯世界囲碁U―20】
若手の世界一を決める「第10回グロービス杯世界囲碁U―20」が6月3、4日、インターネット対局で行われた。日本からは6名が出場し、酒井佑規四段と小西理章初段がグループリーグを突破したが、トーナメント初戦で敗れてベスト4入りはならず。決勝には中国の王星昊八段と韓国の韓友賑七段が進み、韓七段が3連覇を狙う王八段を破って初優勝を果たした。なお、韓は韓国棋院の規定により八段に昇段した。