特集内容
☆連載講座 ☆
---囲碁格言には上達には欠かせないポイントが凝縮されている。ただし、級位者にとっては、格言がどのようにして実戦と結びつくのか、見出すのはとても難しい。そこで大垣九段は自身の教室での指導経験をもとに、身近に現れる実戦図をもとに、囲碁格言の持つ真意に迫る。
---10月号から、佐藤文俊五段からバトンタッチを受けたのは、金川正明七段。講座の趣旨は、初心者が石の形を覚える過程において特に大切にせねばことは、"裂かれ形にならない"と、同じであるが、著者が変わったことで、また一風違った雰囲気をお楽しみいただけるに違いない。
---中盤戦は1局の勝負所であり、勝敗に直結する重要な局面である。中盤戦の攻略が難しいのは、あまりにも範囲が広すぎるからだ。そこで王唯任五段は、実戦でも特によく現れるポイントを絞って、戦術パターンを紹介する。大切なのは暗記ではなく、考え方である。石の強弱関係に敏感になることで、中盤戦攻略の全体像が見えてくるに違いない。
---アマチュア指導歴50年を誇る小山鎮男八段が渾身の執筆。入門を経て、いざ実戦を楽しめるようになるためには何が必要なのか――。数々の指導現場を経験してきたノウハウを凝縮し、初心者の目線に合わせて19路盤の世界へと誘う。
---定石は丸暗記ではなく、定石の背景にある考え方が大切。本誌でもすでにおなじみの山田拓自八段がテーマを変えて新連載。初心者必須の簡単な定石を、初心者がぜひ覚えておきたい簡単な定石を、知識と考え方の両方の側面から理解できるように執筆されている。
---名古屋を拠点に普及活動を展開する「nagoya amigo」による誌上ライブ講座。執筆は柳澤理志三段だ。若手の目線でユニークな講義が展開される。初心者が陥りがちな入門その後のネックとなるポイントを解説する。
---休みしていた中級者、上級者向けの問題コーナーがリニューアルして復活。中級上級それぞれ、布石6題、手筋12題、死活12題の計30題が出題されている。とにかくたくさん問題の数を解き、それを繰り返すことが上達には欠かせない大切なポイントだ。
---各級位ごとに習得せねばならない基準(目安)を設けることによって、入門者、および下級位者の段階的な学習基準を可能にするためにした練習問題です。理解が伴っていない点、苦手分野を明確にすることで、入門から実戦対局へと進む流れをスムーズにすることが狙いです。今月は12級です。
---各自の棋力に応じてAコース(初段から5級・10問)、Bコース(6級から9級・10問)、Cコース(10級から15級・10問)いずれかの問題を解いてください。応募したハガキの点数が合格点に達すれば、免状・認定状が申請できます。「目指せ5級」「目指せ初段」、みなさんの目標点数目指して頑張りましょう!
---「宮崎央南支部」(宮崎県宮崎市)大垣雄作九段
⇒囲碁未来教室の詳細はこちら
--普及現場で数多くの経験を重ねた水間俊文七段が登場。いかにこれまでの指導方法が、入門者を分かりにくくしていたか、自身の体験談をもとにお伝えいただくコーナー。入門・初心者にとって囲碁の何が難しく、何が分からないのか、を原点にまで戻り、解説する。徹底した現場目線のひと言ひと言から、水間七段の囲碁普及に対する並々ならぬ情熱も感じられるに違いない。
---長年海外囲碁普及に尽力する小林千寿五段が、世界からみた日本の囲碁を語る。日本の文化史とともに歩んできた囲碁文化を再確認できるに違いない。
---囲碁に関するなぜ? にお答え。ふと思い返してみると囲碁の世界は不思議なことだらけ。そんな身近なwhyを考える。
---ネット対局が全盛の時代だからこそ、もう一度マナーを見直したい。囲碁の入門は、技術と一緒にマナーも心得たい。
---海外にまつわる囲碁界の動向はここでチェック。世界規模となった囲碁界の情報が発信されている。
---クロスワードの解答になる囲碁の文学&映画の作品を紹介。
---「e碁BOOKS」
---読者のみなさんの投稿欄です。囲碁を通して感動したこと、学んだことなど、いろいろなお話をお寄せください。
---現在のタイトルホルダーなど、プロ棋士情報をお届けします。
---3月号棋力別ステップアップ問題、懸賞詰碁の解答&当選者発表をします。