月刊囲碁未来1月号

月刊囲碁未来1月号

表紙絵:小山真吾
写真:香山由志子
レイアウト:三谷みどり・下田理加

2018年12月 5日発売

  • 第43期名人戦七番勝負(1)
  • 第43期名人戦七番勝負(2)
  • 女流アマ都市対抗戦
  • みらい囲碁文庫

特集内容

連載講座

2択で学ぶ「布石の方向感覚」大橋成哉七段

星に三々に入ってきたとき、どちらからオサえるか? 布石を学ぶときに最も基本となるテーマと言っても過言ではない。布石はたった1つの石の有無で、考え方がガラリと変わってしまう。布石の本質を学ぶには絶好のテーマだ。

似て非なるもの「この形どちらが大きい!?」山田拓自八段

一見同じに見える形が、まったく意味合いが異なるテーマ図を徹底的に検証する。形の違いが、いかに打ち方に影響するのか、を学ぶことで、暗記ではなく理解が備わる。上達のエキスがここにある。

布石の次にある世界「打ち込みの周辺」桑本晋平七段

これまでは布石の骨格の作り方を詳細に解説してきた桑本七段が、今度は装い新たに、中盤への打ち方を伝授する。中盤戦のなかでも”打ち込み”は決して避けられないテーマ。打ち込みの攻防から中盤戦のキーワードが自ずと見えてくるに違いない。

互先でも置碁でも役立つ「星の攻防」菊池義雄五段

置碁で学んだ知識をもとに、互先布石の進め方を解説する。互先は置石はないが、星打ちの布石ならば、置碁で得たノウハウを応用できる。級位者指導に定評のある菊池五段が無理のないテンポで丁寧に講座を展開する。

中・上級突破への「中盤力(実戦編)」河合将史五段

”中盤戦こそ大きく形勢が左右する局面です”と語るの河合五段。講座の題材はすべて自身の担う教室や指導碁をヒントにしたもの。臨場感たっぷりの解説はとても身近に感じるに違いない。中盤戦上手になるための秘訣が満載されている。

盤上の価値判断はこうして磨く「大森式 実戦に強くなる 基本法則」大森泰志八段

序盤戦や中盤戦で問われるのは石の方向である。多少石の打つ点がズレていても、大筋の方向があっていれば急に悪くなることはない。本講座では真逆の発想となる正解図と失敗図を照らし合わせて解説。石の方向性がいかに大切であるかが一目瞭然で理解できるようになっている。


連載企画

棋譜を使わず碁を学ぶ「囲碁の知識と心」小山鎮男八段

”棋譜を使わず碁の楽しみを多くのファンに伝えたい”――。長年の小山八段のライフワークがコラムで登場。碁盤から離れた碁の魅力が展開される。


人気企画 問題コーナー

覚えて得する 基本手筋 基本死活

手筋や死活にも一定のセオリー(法則)はあるもの。最初は形で覚えて知識を増やすことも上達ためには欠かせない。まずは基本形のマスターを目指す。

ひと目で答える 基本定石 次の一手 星編・小目編

定石は良形を学ぶ宝庫。定石のなかでも急所となる一手をクローズアップして出題。実戦でもよく現れる形に焦点を絞っている。

特訓室 初級編 中級編 上級編

初級編、中級編、上級編それぞれに、布石4題、手筋12題、死活12題の計28題が出題されている。とにかくたくさん問題の数を解き、それを繰り返すことが上達には欠かせない大切なポイントだ。

囲碁未来「棋力認定コーナー」

各自の棋力に応じてAコース(初段から5級・10問)、Bコース(6級から9級・10問)、Cコース(10級から15級・10問)いずれかの問題を解いてください。応募したハガキの点数が合格点に達すれば、免状・認定状が申請できます。「目指せ5級」「目指せ初段」、みなさんの目標点数目指して頑張りましょう!


普及コーナー

囲碁未来教室「なごやかレッスン」

日本棋院久留米中央支部(福岡県久留米市) 吉岡薫八段
囲碁未来教室の詳細はこちら


情報&リフレッシュコーナー

クロスワードパズル「”碁界の華”タイトル戦は何?」

「プロ碁界情報提示版」

「未来トーキング」