2019年9月 5日発売
- 第43回文部科学大臣杯 全国高校囲碁選手権
- 第16回文部科学大臣杯 小・中学校囲碁団体戦
- 第40回文部科学大臣杯 少年少女囲碁大会
- 目で見る囲碁のカタチ
特集内容
連載講座
「終局までの手順を学ぶ」大橋成哉七段
碁のルールを覚えても、いざ打ってみると、いつどこで対局が終わるのかわからないというのは、入門者全員が直面するハードルです。毎月、終局直前の局面を題材とした問題をテーマとして取り組むことにより、最後まできちんと打てるようになれます。
「死活のいろは」桑本晋平七段
碁には”石の生き死“にいわゆる”死活“というものがあります。碁を学ぶ上で難関となるもの。その死活の基礎を学ぶことが目的です。まずは石の生き死にをしっかり理解し、「眼」、「ナカ手」、「マガリ四目」などの基本知識をしっかりと身に付けましょう。
「チャンスを逃さず布石でリード」松本武久八段
19路盤になると碁盤が広く感じて、序盤や中盤ではどこに打っていいのか分からない、という心配をお持ちの方が多くいらっしゃると思います。布石で打ちたいところやチャンスの場面を、楽しく探して逃さず打てるように、丁寧に解説していきます。
「基本定石の選択 その後」大森泰志八段
定石は何千通りもあると言われていますが、実際に使う定石はそれほど多くありません。簡明な基本定石や、難解な定石を回避する手段などは覚えておくと便利です。「必須定石」、「定石選択」、「定石その後」を学んでいけば、きっとあなたも定石マスター!
「急場の見つけ方」小長井 克八段
「大場よりも急場」という格言をご存知でしょうか。「広い場所よりも石の強弱に関する手の方が価値がある」という意味です。急場とは相手の石を弱くする、または自分の石を安定させる要所のことで、急場を見つけられるようになると石の強弱を意識した碁を打てるようになります。じっくりと取り組んで「急場発見力」を養えば、必ず強くなれます。
「比べて学ぶ 一手の価値判断」山田拓自八段
テーマは「ちょっとした形の違いに敏感になろう」。碁では、周囲の配石が異なれば同じような手でも価値が大きく変わります。位置も手の種類も全く同じ二つの図を比べ、その違いに敏感になることにより、一手の価値を実戦でも素早く判断できる力を養います。
人気企画・問題コーナー
ひと目で答える 基本定石 次の一手 星編・小目編
定石は良形を学ぶ宝庫。数ある定石のなかから急所となる一手をクローズアップして出題していきます。実戦でもよく現れる形に焦点を絞っていますので棋力を問わずしっかりと取り組んで欲しいコーナーです。
反復演習で基礎力UP 「特訓室」 初級編・中級編・上級編
初級編、中級編には「布石4題、手筋6題、死活6題」をそれぞれ計16題ずつ。上級編には「布石4題、手筋12題、死活12題」の計28題。毎月、合計60題を出題します。とにかく、たくさんの問題を繰り返し解くことが上達への近道であり王道です。
「置き去りの傷を探せ!」
大好評だった連載講座がついに復活! 九路盤の問題図に潜む「欠陥」を探し出してください。残されたままの欠陥をいくつ発見できるか。手どころを発見する力を養います。さあ、すぐにチャレンジ!
「並べて学ぶ 布石と中盤」
模範局には置碁や互先の棋譜を用意しています。模範局を並べながらどのように打つかをイメージしましょう。さらに解説を読みながら並べることで、置碁や互先での打ち方を身に着けることができます。何度も並べて対局の感覚を磨いていきましょう。
囲碁未来「棋力認定コーナー」
棋力に応じて、A・B・Cの3コースがあります。
Aコース(初段から5級・10問)
Bコース(6級から9級・10問)
Cコース(10級から15級・10問)
いずれかの問題を解いてください。応募したハガキの点数が合格点に達すれば、免状・認定状が申請できます。「目指せ5級」「目指せ初段」。みなさんの目標点数を目指して頑張りましょう!
連載読み物
「AIってなに?」大橋拓文六段
そもそも「AI」とはなに? 「囲碁AI」とは? 今、話題の尽きない「AI」について、AIに詳しい大橋六段が毎月分かりやすくお伝えします。
「タクジのよもやま棋談」山田拓自八段
自身の体験を通じて感じた囲碁にまつわる、よもやま話を軽妙なエッセーお届けします。碁盤から離れたひと時に、このエッセーを通じて囲碁の魅力を感じてください。
普及コーナー
囲碁未来教室「なごやかレッスン」
「南港囲碁クラブ」(大阪府大阪市) 佃亜紀子五段
囲碁未来教室の詳細はこちら