第十一条(投了)
対局の途中でも、自らの負けを申し出て対局を終えることができる。これを「投了」という。その相手方を「中押勝」という。<解説>「中押勝」--ちゅうおしがち。
第十二条(無勝負)
対局中に同一局面反復の状態を生じた場合において、双方が同意した時は無勝負とする。<解説>
- 1 同一局面反復の事例
三劫以上、循環劫、長生などで生じうる。 - 2 "双方が同意したときに無勝負"
反復した回数の確認の困難さを考え、双方が同意した時点で無勝負とする。