Ⅲ 死活確認例

死活例6 長生がらみ

長生になる寸前の形であるが、白がaに手入れすると半目負けのケースで、また黒がaに打つと長生無勝負となり、ともに打たない場合である。

黒十子は白にaに打たれると死ぬから、「死に石」であるが、白四子は黒にaと打たれても長生で取られないため「活き石」である。

(注)黒十子は白の「活き石」で囲まれた白の「地」の中の「死に石」であるから、このまま終局となった場合は、白はaに手入れを要せず、黒十子をこのまま取り上げることができる。

(死活例 6)
(死活例 6)