石取りゲームをしていくと、必ず出くわすのがコウです。出くわしたタイミングで子どもたちに解決策を考えさせます。 (図08)を見ると白△がアタリになっていて、黒Aと打てば白△を取上げることができます。
そうすると今度は黒△がアタリとなり、白は先ほどの白△のところ(図08)Aへ打てばまた黒△を取ることができますが、それでは黒白の取りっこが永遠に続くことになり、いつまでも終りません。この形をコウといいます。
ルールでは(図08)黒Aと打ち白△を取上げたあと、白は一回以上他のところに打った後でなければ、白△には打てないことになっていて、このことをコウダテといいます。
子どもたちにどうしたらコウを解決できるかを考えてもらうと、いろいろな発想があって面白いものです。意見を集約しながら正解へ誘導する指導を行いましょう。