囲碁の基本:対局のルール・流れ

終局:死石のある場合

盤面に死石がある場合を見てみましょう。

1.終局の合意

1図:
終局終了の宣言をしました。

(1図)

2.手入れ、ダメ詰め

手入れ・ダメ詰めするところがないので、死石の除去作業をします。

3.死石の除去(相手の陣地に埋める)

2図:
黒の陣地に白の「死石」が4個ありますので、盤面から取り上げます。
取り上げた白の「死石」4個を白の陣地に埋め、整地作業をします。

(2図)

4.整地

3図:
白黒の境界を動かさず、数えやすい10目、15目単位で整地します。

5.地の計算

3図:
結果、黒は26目、白は15目で盤面「黒の11目勝ち」です。

定先の場合は「黒の11目勝ち」、互先の場合はコミが6目半ありますので、11-6.5=4.5で「黒の4目半勝ち」となります。

(3図)