眼のような形をしていますが、実は本当の眼ではない形を「欠け眼(かけめ)」といいます。
1図:確かに二眼あって黒生きです。
2図:1図とよく似た形ですが、欠け眼になっています。
2図の生き死にを確かめてみましょう。


2図A:
ちょうど黒△の三子がアタリとなっていて、白1で取られてしまいます。
2図B:
黒1で黒△の三子を助けたとしても黒全体を見れば、一眼しかなく黒死にです。


もう一例見てみましょう。
3図:確かに二眼あって黒生きです。
4図:よく似た形ですが、欠け眼になっていて黒死にです。なぜなら(4図A)のとおり、黒△の三子がアタリとなっていて黒は一眼しかありません。



生き死にを比較してみよう
呼吸点の1個1個が黒石で完全に囲まれてブロックされていて、地のスペースが二つにハッキリ分けられ二眼(にがん)あれば、最小の生き形です。 石の「生き死に」を比較してみましょう。






