囲碁の基本:囲碁の勝負の付け方

勝敗

相手より多く陣地をつくったほうが勝ちです。

碁盤は広大な土地です。その土地を相手と取り合い、競いあって自分の陣地を増やします。
そのために土地に杭(くい)を打って自分の陣地をつくっていきます。もちろん、杭(くい)は碁石を使いますよ。

勝負のつけ方

杭(くい)を打って、お互いの陣地がハッキリしたらゲームは終了します。
そしてお互いの陣地をくらべて少しでも多い方が勝ちとなります。
実際に碁盤で勝負のつけ方を見てみましょう。

碁盤で見る勝負のつけ方

お互いに陣地をつくって、右図のようになりゲームは終了しました。
さて、白黒どちらが勝ったのでしょうか?調べてみましょう。
陣地のことを地(じ)といいます。

黒の陣地(地)は?

黒の陣地は右側の青色の×印が陣地です。×印一個を「一目(いちもく)」といいます。
黒の陣地は全部で31目です。

白の陣地(地)は?

白の陣地は左側の黄色の×印が陣地です。白の陣地は全部で30目です。

どちらの勝ち?

黒31目-白30目=黒1目となり、黒1目勝ちとなりました。